まさに、これなんです!!

 

デイケア生のワンちゃんのお散歩中に「ブラボーー!!」と叫びたくなるような出来事がありました。
一緒にお散歩していたのは、3歳のシェルティ君で他犬や物音などに反応してしまう、ややシャイな子でした。前方から3歳ぐらいの男の子とお母さんがこちらに向かってきました。その男の子は、やんちゃ盛りで走ったり、キャアキャア言いながら歩いてきました。
シェルティ君は、親子を発見しましたけれど、その時点では反応することもなく落ち着いていましたので、ゆっくりと歩きながら近づきました。

男の子が犬を見つけ「あ、ワンちゃん、ワンちゃん」と駆け寄りそうになった瞬間、お母さんが「行かない、行かない」と男の子の前に腕を大きく広げ行く手を阻止したのです。その後も男の子は何度か「ワンちゃん、ワンちゃん」とキャアキャア叫びながら近づこうとしましたが、そのたびに行く手を阻止し、男の子は犬に近づくことが出来ないまま通り過ぎることになりました。その直後、お母さんは「白い線の上歩いて〜」と言いながら、男の子の興味を他のものに持っていきながら、お散歩を続けていました。

まさに、これなんです!!

お母さんは、やんちゃ盛りの男の子の行動を監視し、してはいけないということをしっかりと伝えるために、言葉で言っても分からないだろうから、行く手を阻止して物理的に行くことが出来ない状態を作って犬の方へ行かせないようにしました。そして、叱ることなく他のご褒美を見つけてお散歩を楽しいものとして続けていました。 そのお母さんの行動に対して、心の中で「ブラボー!ブラボー!」と叫び、拍手を送ってしまいました。
ノーリードの男の子(というと語弊がありますが)なら、常に監視して危険から回避させ、何をしたらよいかを伝える努力をしますが、リード付きの犬ではなぜ徹底されないのでしょうか? リード付きだから? 犬だから?・・・ リードでコントロールすればよいから?・・・ 犬は吠えるものだから吠えかかってもよい?
人間とのコミュニケーションを十分に理解していないトレーニング不足の犬ならば、この男の子のお母さんのように犬の飼い主さんは、必死に行かせないようにしたり、お座りをさせて通り過ぎるのを待たせるなど、何をしたら良いのかを教えてあげなければならないのです。
教え続けることで、こういう時はこうすればいいんだよね!と犬は分かりますので、犬が分かるまで教えてあげてくださいね。